海外旅行に行く際に、事前に海外旅行保険に加入する方もいらっしゃる思います。
ただし!ちょっと待ってください!
海外旅行保険代金をクレジットカードを有効活用することで払わなくてもいい人もいる!
って知ってます?もちろんきちんと有効活用することが条件です。
クレジットカードには申込みさえしていれば保険が適用される自動付帯型と海外旅行に行く際の費用にクレジットカードを利用することで海外旅行保険が適用される利用付帯型の2種類があります。
上手に使えば、クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険でも、補償内容、補償金額を充実させることが可能です。
そこで今回は
- AIUなどの海外旅行保険との違い
- クレジットカードの海外旅行障害保険とは?
- 自動付帯、利用付帯とは?
これらをわかりやすくお話していこうと思います。
通常の海外旅行保険とクレジットカードを利用した海外旅行保険の違いは?

この2つの大きな違いは
- 「補償対象範囲と金額」
- 「治療費の支払い方法」(AIUの海外旅行保険を例にします)
です。
1.補償対象範囲と金額
「補償対象範囲と金額」を見てみると、クレジットカードの海外旅行傷害保険では対応できないトラブルがあります。例えば、「疾病死亡」「緊急歯科治療費用」などです。
旅行中に病気で死亡した場合は、クレジットカードの海外旅行傷害保険では補償されません。ここはよく間違うポイントなので注意が必要です。一方、AIU等の海外旅行保険の場合は、旅行中に病気で死亡した場合も補償の対象となります。
また治療費などの金額はクレジットカードの海外旅行傷害保険よりも高額になっているものが多いのも特徴です。
2.治療費の支払い方法
「治療費の支払い方法」のそれぞれの違いは
- クレジットカードの場合:基本的に現地での治療費を一旦建て替える必要があり、帰国後 に請求必要
- AIU等の海外旅行保険の場合:治療費を自己負担することなく治療を受けられる場合がある
という違いがあります。
海外旅行傷害保険の方がよさそうじゃない?
今紹介させていただいた内容だけを見るとクレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険だけではなく、別途、保険料を支払って海外旅行保険に加入したほうがいいなと思ってしまいますよね?
確かに現地での治療費の立て替えや補償の充実さを比べたら、AIU等の海外旅行保険に加入したほうがいいのですが、「補償対象範囲と金額」についてはクレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険でも十分だという考え方もできるんです。
何度も出てきてるけど、自動付帯と利用付帯って何?
- 「自動付帯」:「クレジットカードを持っていればOK!保険が適用されるよ!」
- 「利用付帯」:「海外旅行に行く(行った)際に何かしらの条件でカードを使えばOK」
自動付帯の説明は上記どおりです。オススメクレジットカードは「海外旅行の際に活用できる「自動付帯」のお得なクレジットカード3選!」で紹介しているので参考にしてくださいね。
利用付帯について詳しく説明します。
「楽天カード」など海外旅行傷害保険が「利用付帯」のクレジットカードの場合、海外旅行の旅費の一部を「利用付帯」のクレジットカードで支払っておくと「利用付帯」の条件を満たすことになり、カードの海外旅行傷害保険も利用可能となるわけです。
「旅費の一部」ってどのぐらいの支払い?旅費の半額? それとも3分の1くらい?

これ・・・
実のところ・・・・
本当に一部でいいんですよ!!!
「旅費の一部」とは公共交通機関の利用料金の最小額でいいわけです。年会費無料の「楽天カード(利用付帯)」の海外旅行傷害保険のFAQがわかりやすいので、下記に一部抜粋してみます。
◆楽天カード付帯の海外旅行傷害保険についてよくある質問◆
Q1.公共交通上用具または募集型企画旅行代金の利用金額に制限はありますか?
A1.利用金額の制限はございません。代金の一部を楽天カードで決済いただいた場合でも対象となります。Q2.出発前に国内で宿泊する際の国内のホテル代を楽天カードで決済すれば保険は付帯されますか?
A2.国内ホテル代は公共交通乗用具ではないため、保険は付帯されません。Q3.出発前に国内で宿泊する際、自宅から国内ホテルまでの電車代(バス、タクシーなどを含む)を楽天カードで決済しました。この場合は保険は付帯されますか?
A3.適用となります。(但し乗用車を利用の場合の空港までのガソリン代、高速道路料金や空港での注射料金は公共交通乗用具には該当しませんので対象外となります)Q4.公共交通乗用具の回数券、プリペイドカードなどを楽天カードで決済しました。この場合は保険は付帯されますか?
A4.付帯されます。
A1とA3から、ハワイ旅行の交通費の一部だけでも「楽天カード」で支払えば「利用」したことになることがわかります。
僕の場合タイのサムイ島というところに海外旅行に行ったのですが、その際福岡空港までタクシーで行ったのですがこれで付帯条件に該当しました。
今回は「楽天カード」の「利用付帯」条件を確認しましたが、ほかの「利用付帯」のクレジットカードでも利用条件は同じです(カードによってはさらにWEB明細サービスに登録がなければ付帯しない条件等もあり)
また、クレジットカードにはそもそも海外旅行傷害保険が付帯していないものもあります。
まずはあなたが利用しているメインカードとサブカードの旅行傷害保険の付帯の有無、付帯条件を確認してみるといいですよ。
自動付帯型のクレジットカードは「海外旅行の際に活用できる「自動付帯」のお得なクレジットカード3選!」で紹介していますので、参考にしてくださいね。
僕もまた海外に行ってたのしもーっと^0^